最近よく見る番組と言えば、テレ東の「カンブリア宮殿」。
同局の「ガイアの夜明け」やNHKの「プロフェッショナル」に似たビジネスドキュメンタリー番組なのだけれど、「カンブリア宮殿」は、村上龍がナビゲーターということもあり、男臭いところがいい。
昨日は「鎌倉シャツ」の特集。
国内生産に徹し、その品質の良さから、大変人気があるそうです。
品質へのこだわりはもちろんのこと、単純に社長の表情がいい。凛としている。
ユニクロの柳井さんは自社商品へのこだわりからはほど遠い服を身につけているから、どうも品がなく感じるのだけれど、鎌倉シャツの貞末さんは、等身大のスマートさを兼ね備えていて、品良く見える。どんな職業であれ、凛とした表情ができる人には、独特な魅力がある。トップ女優というのは、顔が美しいのではなく、表情が美しい。そうした表情ができる大人でありたいと、自分もよくそう思う。
貞末さんは、企業のブランディングの重要性を強調する。消費者は商品のみを見て購入するのではなく、その先にある企業のコンセプト、こだわりを愛し尊敬してこそ、初めて商品を購入するのだと言う。これは、自分の考えに近い。極端な話をすれば、appleの社員が全員犯罪者だとわかれば、iPhoneの売り上げは激減するに違いない。商品のみを見て購入しているのならば、社員がどういった人間であろうと関係はないはず。そうならないところに、人間の消費行動の面白さがある。
人は、モノをどう見ているのだろう。そして、人はヒトをどう見ているのだろうか。大人になるにつれ、世界はぼんやりとぼやけて見えるようになった。きっと今の自分はモノも人もぼんやりとしか見ていない。そういう自分にふと気づき、なんだかとても空しい気持ちになる。
どんなに大きな世界も、「ある一点」でつかむことさえできれば、それは自分の実感として深く残る。最近、写真を撮り始めたのは、そういう気持ちもあるのかもしれない。人と人とのつながりもそう。「ある一点」が二人を繋げ続けることもある。それはこの時代、mixiの日記かもしれないし、twitterでのつぶやきかもしれない。音楽がその一点になっている人もいれば、一年に一回の年賀状を「ある一点」にしている人だっている。
ぼんやりと世界を眺めることを、少し改めようと思う。
せっかく創作ができるのだから、これを使わない手はない。
来年はもう少しきちんと曲作りします。
| Diary | by Y.Shibata |










