子供の頃の卒業式。
自分は特別泣くような子ではなかったと思います。
どんな友人も会おうと思えば会える距離にはいるだろうし、
親しい友人とは卒業後もずっと連絡を取り合っていくと思っていたから。
けれど、ふと今振り返ると、学生の頃の友人なんてほんのわずかしか残っていない。
多くの友人は二度と会うことはなくて、今どこにいるか検討すらつかない。
携帯が普及してしまったおかげで、自宅に電話をかけるハードルはドンドンとあがってしまった。
冠婚葬祭でもない限り、古い友人の自宅に電話をかけるにはとても勇気がいる。
小さな別れを大げさに捉えるのは縁起が悪いという人がいる。
それは違うような気がする。
どんな生活であれ、今日と同じ明日が来ることは二度とない。
どんなに最愛の人であれ、明日事故でいなくなってしまうかもしれない。
どんなに親しい友人であれ、家庭を持てば付き合いが悪くなるかもしれない。
日々全ての想いを伝えるのは難しいけれど、
その時々で言葉を預けることは、とてもとても大切なような気がする。
預けた言葉は、いつかきっと返してくれるから。
別れは、誰もが通る道。
小さな子供にもあるし、大きな大人にもある。
次の日に再会するような別れもあれば、二度と会うことのない別れもある。
何が大切か少しだけわかるとき。
しっかりとそれを受け止めよう。
それが友達ってものだ。
| Diary | by Y.Shibata |










