明日、conchillのデビューアルバムが発売になります。
CDをリリースするというのは、今の時代それほど難しいことではなくて、
「CDデビューが夢です」なんていうのは、けっこう恥ずかしいセリフになりがちです。
でもそう言い切っていたほうが、本当は線引きがあっていいんじゃないかと思う。
何もなく通り過ぎるようなものでは決して無くて、
知らない人にお金を出して買ってもらうということは、
アーティストもレーベルも相当な覚悟でいるべきことなのでしょう。
リリースするということは、それくらい素敵で大変なことなんです。
ライブは文字そのもので「今を生きる」ということだけれど、
音源はアーティストが消えても残り続けます。
そして、音源は自分の広げる手以上に、世に広がっていくものです。
時間も空間もまるで違う。
今日までのconchillの世界より、少しだけ世界が広がるんだと思います。
そういうイメージ。
せっかく生きているんだから、歩きたい。
昔、誰かが地図を初めて作ったように、歩きながら世界を少しずつ広げたい。
ぼくは旅は多くはしないけれど、
作品を作る過程で世界を少しずつ旅しているんだと思います。
本を読むのもそうだし、人と話すこともそう。
そうして、世界を広げたり深めたりしながら、自分の「世界」を形作っている。
アルバムを買ってくれた遠くの人から声を聞かせてもらえたらなと思っています。
それもぼくにとっては旅の一つ。
それもぼくなりの「トリップ」です。
| Music | by Y.Shibata |










